このくそダサいタイトル以外思いつかなかった(笑)
もう8月ですが、個人的上半期よく聴いた曲をご紹介。
・中納良恵 『待ち空 feat.折坂裕太』
(アルバム『あまい』)
個人的には、今まで聴いた全アーティストのコラボ作品のなかで一番好き。EGO-WRAPPIN’のよっちゃんソロアルバムに入っている一曲。
もともとおふたりのファンだということもあるけれど、こんなに美しく溶け合っているコラボは聴いたことがない。小鳥のさえずりのようなよっちゃんと、語り部のような折坂さん。
おふたりのインスタライブで、折坂裕太さんが「一緒に歌うのをやめたくない」って言っていたのが印象的。
・奇妙礼太郎 『アスファルト』
(ミニアルバム『ハミングバード』)
ご本人がラジオで歌詞の一押し部分を聞かれ「ミサイルっていう歌詞が出てくるんですけど、何なのかわからないですね」と言ってて(笑)、ああこれは意味を考えるなど邪道だったんだなと思いましたね。ずっと意味を考えてしまってた。語感やイメージでも歌詞が成り立つ貴重な方。
NHKうたコンで、ほぼ原曲とは違うメロディーで自由に歌っていたのも素晴らしかった。というかこのアルバムは全曲リピートしている。
・スチャとネバヤン 『ネバやんとスチャやん』
(シングル『ネバやんとスチャやん』)
一聴したら若いラッパーと達観したイケオジの掛け合いみたいな曲に聞こえるけれど、実際にはイケオジラッパーと早熟イケボの掛け合いなのが面白い。
2曲目『スチャやんとネバやん』の歌詞に「フォーエバーヤング」って入ってるのもまた粋ですよねー、わかる人にはわかるっていうね。スチャダラパーのコラボものは間違いないので、気がつくと毎回チェックしている気がする。
・SIRUP 『Overnight』
(アルバム『cure』)
とにかくありとあらゆるセンスが良い。どういう人生歩んだらこう仕上がるんだろう。歌もラップもサラッと聴けるけど、ちゃんと聴くと真似できないような次元のことしてるっていう。ラストあたりのフェイクとかもう良い意味で日本人の感覚じゃない。
がっつりヒップホップ界隈の人ってわけじゃないけど、ラッパーも恐れていると思う。
アルバムの世界観を内装にしたホテルが関西にあって、泊まれるんですよね。関西の方がうらやましい。。
・The Bitrthday 『月光』
(アルバム『サンバースト』)
イントロからもうベテランだからなせる業だし、チバさんの『お前の想像力が現実をひっくり返すんだ』に何度も何度もやられてます。PVはほぼ顔映ってないくらい暗いですが(笑)、もう影が様になっちゃうタイプですよね。寧ろ暗くていい、明るくなくていいって思っちゃう。
アルバム内だと『ラドロックのキャデラックさ』もシンプルに格好いいです。
・浅井健一 『Not Ready Love』
(アルバム『Caramel Guerrilla』)
youtu.be
今年何回聴いたかわからない(笑)。JUDE名義でもありそうな感じの曲。女性コーラスとのユニゾンも凄く合っている。この曲含め、アルバム全体にベンジーの良さが詰まっててたまらない。「これが浅井健一の集大成です」って音楽活動終わったとしても納得してしまうくらいに良い。もちろんずっと続けてほしいですけどね。
ほんとは他にも挙げたいアーティスト沢山いたのですが、今回はこの辺にしておきます。