チバユウスケは死んでなんかいない
https://youtube.com/@TheBirthday?si=jwjRAWm9EOfOXUN9
とりあえずThe BirthdayのYouTubeリンク貼ったので聴いてみてください。
はてなブログをゆるく始めてからまだ3回目の投稿ですが、たまたま初回・2回目ともに名前を挙げていたバンドがいます。
それがThe Birthdayというバンドです。
初回の投稿でアルバム「サンバースト」について書いていたんですが、残念ながらアルバムとしては最期の作品になってしまいました。「お前の想像力が現実をひっくり返す」ということで、チバユウスケは死んでなんかいない、我々のなかで生き続けていると思うことにしています。
私は結局一度きりしか生で観たことはありませんし、詳しいわけでもありません。ただ、「サンバースト」はとびきり最高な作品だったのでみんな一度聞いてみてくれ…!!ということは声を大にして言いたいです。
ミッシェルは言わずもがな有名ですし、ロッソやコラボ物や提供曲も色々ありますけど、チバユウスケが最後にやっていたバンド、The Birthdayをぜひとも聴いてみてほしいです。私はもっと聴かれるべきバンドだと思っています。
そして映画スラムダンクは、本当に音楽と映像がぴったりで痺れますので、再上映でもDVDでもなんでもいいのでぜひ爆音でみてほしいです。
自分の身内もいま癌の闘病中でして、チバさんも水面下ではこんなにも辛い思いして闘ってるのかな、絶対しんどいよな…時間かかってもいいから戻ってきてほしいって思うのはもはやファンのエゴなのかもしれないな…バンドやらなくてもいいから穏やかに生きられるくらいになってくれればな…と今年は勝手に色々重ね合わせながら思い巡らせていました。あんなに好きだった酒とタバコを絶ってまで皆の前に戻ろうとしていたと聞いてずっと複雑な気持ちのままでいます。
お別れの会にできれば行きたかったですが、私は物理的に行けないので、ここにつらつら書くことで複雑な気持ちに踏ん切りをつけて今年を終えたいなと思います。
皆さんもどうか健康第一に、良いお年をお迎えください。
THE FIRST SLAM DUNKを観てきました
※映画の内容については触れてません
日本でも報道されていたと思いますが、こちらでのスラムダンク人気は本当に凄かったです。映画館の入口からトイレまでスラムダンクの告知が大々的に貼ってありました。一時期はラッピングカーやショッピングモールでのプロジェクションマッピング的なこともあったそう(知らなかった)。
ちなみに私はスラムダンクを一度も読んだことがなく、登場人物の名前は安西先生しか知らないというだいぶ酷い状態。ただ「映画から初見でスラムダンクを知れる方が羨ましい」とスラムダンクファンの方が言っていたので、そのまま前知識なしで鑑賞することにしました。知らなくても全然楽しめました。
●特典
我々が行った映画館では、特典は4種類から選べました。本当は1人1種類までだったようなのですが、言葉の壁により勘違いが生じた結果、映画館のベテランっぽいスタッフさんが3種類渡してくれました笑。「持ってっちゃいな〜(笑顔)」って感じで渡してくれたものの、スラムダンクファンの方には申し訳ない。でも特典豪華ですね。ポスターとかでかいし、全部しっかりしてる。これはファンの方うれしいだろうな。
●劇中歌
The Birthdayと10-FEETの曲が映画のなかで流れることは元々知っており、劇中歌を映画館で聞くというところが最大の楽しみでした。でも聴き込んで行ってしまうと面白くないだろうな~と思ってあえてあまり聴かずに行きました。
私は日本語吹替に現地字幕がついたものを観たのですが、ちゃんと歌詞まで翻訳されて字幕に載っていて、個人的にはそこに感動しちゃいました。日本で洋画みた記憶がないんだけど、どの国でもそういうものなのかな?
こうやって日本のロックも海外で聴けるんだなあとしみじみしてしまいました。
2曲とも映画と合っているしかっこいい。
おまけ●日本の映画館との違い
渡航してから初めて映画館に行ったので、違いについて書いてみようかな。
・チケットは1人1000円程度のため観に行きやすい。場所と時間帯によって値段は変わる模様。
・普通席がマッサージチェア仕様。何もしていないのに突然マッサージが始まって驚きました(停止できました笑)。課金すると映画観ながらマッサージできるみたいです。
・映画館のポップコーンはキャラメル味のみ。語学の先生いわく「映画館はキャラメル味しかないよ、塩味は邪道ってイメージ」とのこと笑。塩味が恋しい。
・スマホのライトや話し声は所々あり。よく言えば周囲に気を遣いすぎる必要はなく、ポップコーンも音を気にせず食べられる環境でゆるく観ていられますが、映画に全集中したい方は嫌かもしれない。「皆で大きいテレビを観ている感覚」だといわれている。
・エンドロールが始まるとすぐ電気がついて劇場自体が明るくなり、すぐ清掃員さんがやってくる笑。多くの観客はそのタイミングで即退席していましたが、もちろん残って観ていてもOK。
という感じでした。思ったよりもけっこう違いましたね。
あと余談ですが、こちらの映画館がはじめてだったため何も勝手がわからず、スタッフさんにチケット発券について尋ねたところ、発券だけではなく、特典の説明、軽食購入、スクリーンの場所案内まで全部フルサポートしてくれました。渡航するまでは塩対応の方が多いイメージだったんですが、このように親切な方も結構います。優しい世界。
また何か機会があれば観に行ってみようと思います。
上半期よく聴いた曲たち
このくそダサいタイトル以外思いつかなかった(笑)
もう8月ですが、個人的上半期よく聴いた曲をご紹介。
・中納良恵 『待ち空 feat.折坂裕太』
(アルバム『あまい』)
個人的には、今まで聴いた全アーティストのコラボ作品のなかで一番好き。EGO-WRAPPIN’のよっちゃんソロアルバムに入っている一曲。
もともとおふたりのファンだということもあるけれど、こんなに美しく溶け合っているコラボは聴いたことがない。小鳥のさえずりのようなよっちゃんと、語り部のような折坂さん。
おふたりのインスタライブで、折坂裕太さんが「一緒に歌うのをやめたくない」って言っていたのが印象的。
・奇妙礼太郎 『アスファルト』
(ミニアルバム『ハミングバード』)
ご本人がラジオで歌詞の一押し部分を聞かれ「ミサイルっていう歌詞が出てくるんですけど、何なのかわからないですね」と言ってて(笑)、ああこれは意味を考えるなど邪道だったんだなと思いましたね。ずっと意味を考えてしまってた。語感やイメージでも歌詞が成り立つ貴重な方。
NHKうたコンで、ほぼ原曲とは違うメロディーで自由に歌っていたのも素晴らしかった。というかこのアルバムは全曲リピートしている。
・スチャとネバヤン 『ネバやんとスチャやん』
(シングル『ネバやんとスチャやん』)
一聴したら若いラッパーと達観したイケオジの掛け合いみたいな曲に聞こえるけれど、実際にはイケオジラッパーと早熟イケボの掛け合いなのが面白い。
2曲目『スチャやんとネバやん』の歌詞に「フォーエバーヤング」って入ってるのもまた粋ですよねー、わかる人にはわかるっていうね。スチャダラパーのコラボものは間違いないので、気がつくと毎回チェックしている気がする。
・SIRUP 『Overnight』
(アルバム『cure』)
とにかくありとあらゆるセンスが良い。どういう人生歩んだらこう仕上がるんだろう。歌もラップもサラッと聴けるけど、ちゃんと聴くと真似できないような次元のことしてるっていう。ラストあたりのフェイクとかもう良い意味で日本人の感覚じゃない。
がっつりヒップホップ界隈の人ってわけじゃないけど、ラッパーも恐れていると思う。
アルバムの世界観を内装にしたホテルが関西にあって、泊まれるんですよね。関西の方がうらやましい。。
・The Bitrthday 『月光』
(アルバム『サンバースト』)
イントロからもうベテランだからなせる業だし、チバさんの『お前の想像力が現実をひっくり返すんだ』に何度も何度もやられてます。PVはほぼ顔映ってないくらい暗いですが(笑)、もう影が様になっちゃうタイプですよね。寧ろ暗くていい、明るくなくていいって思っちゃう。
アルバム内だと『ラドロックのキャデラックさ』もシンプルに格好いいです。
・浅井健一 『Not Ready Love』
(アルバム『Caramel Guerrilla』)
youtu.be
今年何回聴いたかわからない(笑)。JUDE名義でもありそうな感じの曲。女性コーラスとのユニゾンも凄く合っている。この曲含め、アルバム全体にベンジーの良さが詰まっててたまらない。「これが浅井健一の集大成です」って音楽活動終わったとしても納得してしまうくらいに良い。もちろんずっと続けてほしいですけどね。
ほんとは他にも挙げたいアーティスト沢山いたのですが、今回はこの辺にしておきます。